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地球温暖化・海洋汚染対策プロジェクトAI ECO SYSTEM

廃タイヤリサイクル事業計画

回収品目

  廃プラ類の乾留熱分解後に発生する回収量は、重量換算で次に示すとおりです。

区分
廃タイヤ
廃プラ
回収油
40
75
鉄線
15
-
炭化物
35
5
オフガス
10
20
(※1)単位:wt% (※2)大型タイヤの混入率の増加により、回収油は減少します。
回収品目の性状

  回収油 (重油の分類1種の基準を満足):重油と回収油の比較を以下に示します。

区分
重油の分類(1種)
回収油
1号
2号
H12.6.16
H20.8.8
反応
中性
中性
中性
引火点
60℃
54℃
56℃
動粘度
20以下
2.9
2.4
流動点
5以下
-25
-24
残留炭素
4以下
0.76
0.65
水分
0.3以下
0.13
0.10
灰分
0.05以下
0.01
0.01
硫黄分
0.5以下
2.0以下
1.09
0.75
(※1)表中のH12.6.16は廃タイヤのみで乾留した場合です。H20.8.8は廃プラスチック類を60%混合乾留したものです。

  炭化物 (回収された炭化物は、金属の溶出試験の基準を満足しています。)

項目
判定基準
測定結果
Hg(mg/l)
0.005
0.0005未満
cd(mg/l)
0.3
0.02未満
pb(mg/l)
0.3
0.01未満
Cr6+(mg/l)
1.5
0.05未満
As(mg/l)
0.3
0.1未満
CN(mg/l)
1.0
0.01未満
水分(%)
-
1.11
CL(mg/l)
-
10未満
EC(ms/cm)
-
0.49
pH
-
7.4
 
また、カーボンブラックの特性として以下のとおりです。

  • 炭素含有量 95.3% (JIS M 8814) 
  • 比重      0.394  (JIS A 1202)
  • 発熱量    21.200KJ (5.050kcal)  (JIS M 8813)

  • ※平成17年2月16日検査

    その他の含有量として、亜鉛、タイヤ製造時の接着剤等が混入しています。
    なお、亜鉛、接着剤等を洗浄した後の炭化物は、活性炭やカーボンブラックとして再利用します。
    その際、利用目的によって5μ〜80μ程度に粉砕します。
     
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